ものづくり日本大賞

ものづくり日本大賞

枝豆の茎の株元を傾斜型挟持ベルトで逆さに吊るし、搬送過程で左右の回転する軟質ゴム製の脱莢羽根(スレッシング・パドル)によって茎下部から茎頂部にある莢をソフトに抜き取る機構を有する自動枝豆脱莢機を開発。莢の打撲損傷を少なくするため、脱莢羽根の軟質ゴムの材質や厚さ等について研究を重ね、歩留まりが大幅に向上、手もぎと遜色のない水準を達成した。また、構造がシンプルなためメンテナンス・フリーであることから好評であり、「枝豆ピッカー」の名称で全国に販売実績がある。

ものづくり日本大賞

ものづくり日本大賞とは

我が国産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させるため、ものづくりを支える人材の意欲を高め、その存在を広く社会に知らしめることを目的に創設した表彰制度です。経済産業省、文部科学省。厚生労働省及び国土交通省の4省庁連携により、平成17年に第1回を開催し、その後2年に一度開催することとし、ものづくりの中核を担う中堅人材、伝統の技を支える熟練人材及び将来を担う若手人材を表彰するものです。また、チームワークが我が国の強みであることをふまえ、個人のみならず、グループも受賞の対象としています。
→ものづくり日本大賞Webサイト